ついに出産した

予定日から遅れること2日。

ついにこの時が。

出産を迎えた。

 

病院検診時のエコーの予測ではずっと「標準体重」だったのに、いざ出てきてみたら大きめで、3722g。助産院の目測の方が正しかった。

むっちりというより、身長が高い。

 

首と体と足に、長い長いへその緒を巻きつけて出てきた。そのせいでなかなか陣痛が進まず、本格的な陣痛が始まってから24時間近くかかった。トータルでは48時間。

振り返れば助産院だったからこれだけ長く頑張らせてもらえたけど、病気なら帝王切開だなと思った。

 

最初はとにかく必死に等間隔に訪れる痛みを受け流していたけど、途中で受け身にならず自分で産むんだという気持ちがないと進まないという心持ちに変わっていった。

出産の瞬間は、まるで暗くて長いトンネルから抜けた時のようだった。自分が産道を通って、明るい場所に急に出たような。

呆然としてしばらく何も考えられなかった。

気付いたらお腹に我が子を抱いていた。

 

無事に退院後、お七夜、ということでお祝いをする。

お料理をウーバーイーツに頼ろうとしたら、台風と重なり希望していたお店からの配達ができなくなっていた。

思っていたようなものが食卓に用意できず、連日寝不足なこともあって、悔しくてしくしくと泣いた。

 

できるだけ自分で作るように心がけてきたのに、豊かな食事が豊かな心につながるって妊娠中切々と思っていたのに、こんなに大切なタイミングで、どうして宅配に頼ろうとしちゃったんだろう。

 

泣きながらリベンジを決意。すぐにネットスーパーで必要なものを注文。翌日、「お八夜」をした。

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ちらし寿司は、こんな感じ。

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盛り合わせのブドウはピオーネ。

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マスカットが入っているいる種だそうで、巨峰より後味が軽やかというか、爽やかな感じ。

 

妊娠中、生モノを避けていて食べられなかったので、ローストビーフもちらし寿司も、本当に美味しく感じた。やっぱり美味しいもの食べるのって幸せだ。

 

大満足。