怖いという気持ち

隼くんが怖がりになった。

 

生まれてすぐからなんとなく慎重派で、きっとパパに似たんだねと話していたんだけど、最近は「怖い」とはっきり言うようになってきた。

 

虫を見つけると、気になるけど怖いから「ママ」と言ってママに触ってもらう。

モルモットとウサギの餌やりも、なかなか手が出ない。

新しい食材もなかなか手が出ない。

などなど。

 

周りの子より怖がりかもしれないなと感じるのは、危険を避ける能力が高いところ。

 

周りの子は、走ってきた車に向かって飛び込んで行くことも多くてヒヤヒヤするけれど、隼くんはそういう心配をしたことがない。

車だよ、と言うと自分から避けたり、その場に座りこんでやり過ごしたり。

 

他にも、お味噌汁やごはんが「あちちだからね」というと、それも手を出さない。むしろ熱くないものも「あっちっち」と顔をしかめていたりする。(いや熱くないよ、むしろ冷たいよと、毎回突っ込むパパとママ)

 

少し前まではなんでも口に入れて、空中に踏み出していたのに。(階段や段差の端などでも気にせずに足を踏み出していた)

 

成長したということなんだろう。

 

恐怖って、案外大切な感情だと思う。

 

扱うのは難しいし、やっかいだなと思うことも多いけれど、うまく付き合って行ってほしいなと思う。