メダカを買い始めて、2ヶ月ほどが経った。
毎日朝晩に水槽を家族みんなで覗き、我が家の癒しスポットになってきた水槽。
でも7匹いたメダカが、ついに3匹に減ってしまった。
その原因を追求していった履歴。
(私は初心者なので、もしこの記事を参考にされる方は自己責任でお願いします)
①まず3匹の楊貴妃を飼い始めた。
一緒にミナミヌマエビも3匹購入。
そして買い始めて数日でメダカ1匹が亡くなった。
この時は不安になりながらも老衰か?あるいは沈んで亡くなっていたので、お腹に餌が入っていなかった=あまり食べていなかった=餓死?を疑った。少し餌を増やすことに。
②その1週間後と2週間後に1匹ずつ。白いフンをしていて、下痢か病気を疑う。ネットで写真を見る限り、寄生虫ではなさそうだった。
寒いから消化不良になりやすい?
水替えは行っているし、水質に敏感なミナミヌマエビはみんな元気。水槽の立ち上げにもしっかり1〜2ヶ月かけていたので、水質悪化ではないと判断。購入したショップですでに何かに感染していた?という結論に。
③別の店舗で4匹購入。
(白メダカ2匹、ピンクヒカリ、青みゆき)
3週間ほどは元気に過ごしていた。
でも急に1匹が亡くなり、これはやはり何か水槽がおかしいに違いない、ということに。
本格的に原因を探り始めた。
亡くなったメダカは、みんな下痢をしていた。
そして今まだもう1匹、心配なメダカがいる。
よく観察すると、水面や水底でじーっとしている。そして水草の影に隠れたりしている。弱っている証拠だ。
水温は一日を通して18〜20度ほど。問題はなさそう。
餌の頻度は1日2回、1分で食べ切るという標準的な量。でも冬だということを考えると、少し多かったのかもしれない。食べ残しは水質悪化につながる。
やはり水質か、とチェッカーを使ってみる。今まであまり気にしなかったけれど、亜硝酸(いわゆる毒素のようなもの)の値が少し高め。水質といえばアンモニアや亜硝酸(NO2)なので、ここをもっと詳しく調べてみた。
結果は、チェッカー的には水替えのタイミングとはなっていない。けれど、メダカ的にはこの亜硝酸の値が1.0なら水替えをした方がいいらしいとネットのコメントを見て気づく。
亜硝酸が原因なのでは?
と、少し糸口が見えてきた。
もっと調べていくと、このポツポツ亡くなっていくという事態が、初心者には多くあることだとわかった。
新しく立ち上げた水槽には、水を綺麗に保ってくれるバクテリア=亜硝酸を分解するバクテリアがいない。バクテリアが定着するまでは、頻度を上げて水換えをし、亜硝酸の値を小さくすることが大事だとあった。
でもなんだか釈然としない。
水質が悪い?メダカより敏感なミナミヌマエビは元気なのに?
ここでもう少し調べてみて、あっと思った。
「エビは急激な水質変化には弱いが、ゆっくりと硝酸塩が増えるなどの環境には極めて強い」
なるほどー。エビを水質判断材料とするには、少し知識が足りていなかった。
ちなみに、急激な水質変化に弱いということで、急激な悪化だけでなく、急激に良くなるのにも弱いらしい。
ということで、本当なら一気に8割ほど水替えするのも有効とあったけど、エビのことを考えると徐々に、でもいままでより頻繁に、という結論にいたった。メダカが弱ってきたら、とにかく2〜3日々1度程度に水替えの回数を増やす、というのが有効らしい。
本来なら水替えの回数が多すぎてもメダカにとっては良くないんだけど、それよりもまずは毒素の充満した環境を改善することが大切。
その水替えのせいで亡くなるのなら、そもそもその個体は弱りすぎていてもう助からない可能性が高いので、残った元気なメダカのために対策をするべきだ、とのこと。
次々亡くなったメダカに本当に申し訳ないことをした、とショックと反省でいっぱいだった。
でもとにかく、やれることをやるしかない。
続きはまた対策の結果が出てきたら書こうと思う。