渋谷で「ノーザンライツフェス」という北欧映画祭をやっています。
「オスロ、8月31日」というノルウェーの映画を観てきました。
麻薬中毒者の青年が、療養中のリハビリ施設を抜け出し、自殺をはかるまでの一日を描いたノルウェー映画です。
主人公は最後のその日、友人や家族などのもとを巡るのですが、彼らの暮らす幸せな日常を目の前にして、強い孤独や疎外感を感じます。
自殺目前でなくても、そういう感覚って誰しもが経験したことがあって、共感できるものなのかもしれません。
とてもいい映画でした。
とにかく描写が丁寧できれい。
印象的なシーンが多くあって、焦燥感すら静かに、そしてリアルに描かれていました。
他にも良さそうな作品がいっぱい。
もうひとつくらい観たいな。
http://eigato.com/?p=21164