春画展

早稲田の永青文庫春画展をみてきました。



春画は、性描写があり、どこかちょっとユーモラスな浮世絵です。

行くまでしらなかったんですが、18歳未満は入場不可。
確かに、リアルな描写が多かったです。
ちょっとやりすぎて面白くなっている絵も
多々ありました。ね。

色づかいの美しさや、なめらかな曲線、うっとりした表情が目を引きました。

陰影の薄い平坦な色づかい、 ユーモラスなモチーフ、大胆な構図。。
改めて、西洋の絵画との発展の違いを感じました。このあたりからアニメや漫画が発展していったんでしょうか。。?

ずいぶんたくさんの作品が展示されていました。
一般の人から高貴な人まで、春画はとても幅広い層に支持された人気のジャンルだったんだろうなぁ。

どれも繊細なタッチの絵で、じっと見入ってしまいます。
人物描写はもちろんですが、彼らの纏う着物が美しかった。ついつい目がいきました。柄も色も、素敵。

優美で、密やかな展覧会。