面白かった勉強法(TOEIC part7)

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TOEIC受験に向けては、この13冊を勉強した。

左から順に購入してやり進めていった。

いらなかった問題集はなかったように思う。

新品で買って27,000円くらい。

結構な金額だけど、講習を受けるより安いと思って割り切った。大人な考え方だ。

 

誰かの参考になればと思い、勉強を振り返ってポイントを書いてみることにする。

 

まずは、一度テストを通してやってみるのがおすすめ。

 

どんな問題形式なのかとか、今の実力と苦手なこと等を把握するといいと思う。700〜800点台の人はこれ↓で腕試しするのがおすすめ。

注意:新しく3が出ているけど、難しいのでこの2の方がいいと思う。

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見た目も本番そっくりなテストが5回分入っているので、1〜2回分やってみるといいと思う。予想点も出せる。

自分の場合は、リスニングはそこそこだけど、リーディングでタイムオーバー。part7の長文を読むのが遅くて、10分ほど足りなくなってしまった。これが一番の課題だとわかった。

 

そこで、とにかく早く読めるようになろうと決めた。ネットで調べると、多読で本を読むとかいろいろ出てくるんだけど、こんな3つのポイントを意識して勉強した。

 

●単語をとにかく覚える

まずは単語!だと思う。

純粋に単語を問う問題自体は少ないけど、単語がわかれば理解するスピードも上がる。ということで今回はとにかく単語を覚えた。

どこでもできるようにWordHolicという無料の単語帳アプリを使った。

単語集は下の写真にもある特急シリーズ「金のセンテンス」。

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出てくる単語を全部覚えた。それに加えて、問題集をやり進める上で出てきた単語を、どんどん単語帳アプリに加えていった。

見てみたら1150単語ほど暗記したみたい。

あまりに単語を知らなすぎて呆れた。笑

 

●音読して速読:声に出して読む

part7 の対策で面白かったのがこれ。

英語を喋れるスピードと、読むスピード、理解するスピードには相関関係があるらしく。。

半信半疑だったけど、声に出すのは好きなので、試したらすごくよかった。

明らかに読むスピードが速くなって驚いた。

問題集によってはpart7の音声が付属しているものがある。使ってみたのはこれ↓

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なかなかの表紙。笑

Part7に特化した問題集で、テスト4回分の問題が入っている。

他の問題集に比べると難しいけど、900点台を狙う人なら無理のない程度だと思う。

part7のやっかいなところは、一度問題を解くと長文の内容を覚えてしまうから繰り返し解いて練習ができないところ。腕試しをするには毎回新しい問題が必要になる。

買った問題集を十分に使うなら、

①時間を測って普通に解く

②答え合わせをする前に、時間を気にせずもう一度読んで解いてみる

③答え合わせをする

④本分と問題共に精読(※)する

⑤音読(※):ひたすら音声に合わせて本文を読む+音声はないけど問題文も読む

⑥速音読(※):すらすらできるようになったら速度を1.1〜1.2倍に設定して読む。(速度変換はwindows media playerの標準機能です)

 

声に出して読むとき、ちゃんと読んでいる文の意味を理解しながら読むことがポイント。最初は単語を追いかけるので精一杯になるけど、だんだん慣れてくる。ひとつの文章は10〜20回くらい読む。

初め音声に合わせるのが難しかったので、音声に合わせずただ口に出して読むところから始めた。

途中で気がついたのが、問題文も読んだ方がいいということ。問題文の言い回しは、短くまとまってて少し独特なので、読んでおいた方が慣れる。3〜4ヶ月、毎日テスト1〜2回分くらいは読んだ。

 

●しっくりくる解き進め方を探す

これは↓の青い990点攻略本で学んだこと。

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part7って、人によって効率の良い解き方は違うらしい。この本を読んで自分のスタイルができた。

part7にはひとつの文章につき2〜5問の問題がある。自分はこの本にあった、まず1問目の問題を読んだら文章を最初から読んでいき、そして答えになる根拠を見つけたら1問目を解答。次に2問目の問題を読んで、本文をさっきの続きから読んで…という流れで進めることにした。

これは、大抵問題が時系列に読んでいけば答えが見つかるようになっていることを知ったから。1問目の答えが文章の最後にあったりすることはほとんどない。

他には、選択肢まで全部読んでから答えるかどうかも、沢山解いていくと判断できるようになる。

正しいものを選ぶ問題なら選択肢を全部読むと無駄になることが多いけど、間違ったものを選ぶ問題なら選択肢を全部先に読んだ方がいいことが多い、といった具合に判断するといい。

 

この3つのポイントで、part7は時間が余るくらいスピードが上がった。

 

他には、頭の中で声に出して読んでる遅い、という話も自分に当てはまっていて、気をつけるようにした。頭の中で読むんじゃなくて、見て読むようにするというか。。日本語って急ぐ時にはそうやって読めているなと思う。英語でもそれをやる。

 

言葉に出せるようになると、黙読でも速く読めるようになるのって、すごく不思議だった。

発音もよくなるので一石二鳥なのかも?