不妊治療をしていること、生活のこと

今まで書いてこなかったけれど、今年の8月から不妊治療に通いはじめていた。

そして来年1月に、先週見つかった子宮内膜ポリープの摘出手術をすることになっている。

 

先が読めない日々。

やりたいことも、なんとなく諦めてしまって、

手をつけるのが億劫な日々がつづいている。

 

子どもがいる未来、いない未来。

正解はなくても、大きく違うものになることは間違いない。

もちろん子どもは欲しくて通っているけど、出来なかったら、、と思うと、出来ないときはこうやって生きたい、あれやりたい、とあれこれ考えたりもする。

両方の間で揺れるの感情を乗りこなすのは、容易じゃない。

 

排卵日は月に1度。待ちながら過ごすのも、なかなかにじれったい。毎回のタイミングがとても貴重に思えて、日々丁寧に生活するようになった。

 

生活習慣を整えるのは、子どもを作る上でとても大切なことに思えた。

いろんなことをためらうようになった。

お酒やコーヒー、甘いもの、外食。夜更かし。

 

家に帰ると丁寧につくる食事や、掃除洗濯であっけなく終わってしまう日々。

 

とにかく頑張れば上手くいくというものでもないのが、歯がゆくて難しい。

 

いったいいつになったら終わるのか、いつになったら諦めればいいのか。

思うのだけど、このやりようのない不確実さが不妊治療の一番やっかいなところだと思う。

 

暗いことばかりで書き始めてしまったけど、通ってよかったこともたくさんあった。

まず、自分の体を前よりずっとよく知れたこと。女性と男性の体の仕組みや、妊娠するまでの過程とか、知らなかったことをたくさん知った。もちろん、不妊で悩んでいる人の気持ちも。

 

2つめは焦りが消えたこと。

やることはやってるんだから、これ以上はしょうがないと思えるようになった。

 

3つめは、夫婦で取り組めていること。

病院に2人で通うのは、なかなか大変だけど、頼もしい。

 

最後に、ブログに書こうと思った理由について。

「不安は、知ることで解消される」と教えてくれたのは旦那さんだった。

わからないということが、不安なのだと。

 

その言葉は、いろいろな場面でわたしを導いてくれる。

不妊の情報も、本やインターネットにずいぶんお世話になっている。

この記録も誰かのためになればと思い、

少しブログに書いてみようと思いついたのはそのためだ。自分の記録にもなる。

 

普段は主に絵について書いているブログだけど、不妊治療は最近の自分の考え方にも影響を与えている。

そうならざるを得ないほど、生活全体を巻き込んでいる。

 

だから創作にもきっと影響があると思う。たぶん。何回かに分けて書こうと思う。

それでは。