治療について、自然妊娠の可能性、卵管留水について

7月の治療の記事からだいぶ経った。

全然上手くいっていなかったり、試験勉強中だったりで、なかなか更新できなかった。

やっと試験を終えたので、ざっくりと現状を書くことにする。

 

2回目の移植は、残念ながら着床しなかった。妊娠判定の血液検査で反応なし。

 

その後、8月11日に着床不全の一次スクリーニング検査を受けるも、結果はとくに異常なし。体質ではなく、根本的に卵が良くなかったんだろうということで、続けて3回目の移植に突入。

3回目は妊娠判定も一度は陽性で着床したけれど、1週間で流産。

 

ー わたしは、たぶん流れてしまった胎嚢を見たと思う。

あまりも小さな命。

 

感覚的に、上手くいっていないことに途中で気づいていたような気もする。

 

2回目が上手くいかなかった時点で、私たちは完全に途方に暮れていた。いや、今までだってもう何度途方に暮れたかわからないけれど。

期待してはガッカリして諦める、その繰り返しだ。

 

そこで長期的な今後について、先生に相談した。

振り返れば着床は3回していることになる。それに、一度は自然妊娠だ。体外受精は今ある卵限りで終えて、そのあと自然妊娠で挑戦していくことは可能なのか?そしてそのした場合、卵管留水の影響が気になっていることを伝えた。

 

卵管留水があると、留水が悪さをして(子宮に逆流したりするらしい)着床しなかったりするらしいと聞いていた。

原先生はあまり心配はないと言っていたけど、原先生亡き今、宮崎先生はどう考えているのか知りたかった。

 

結論としては、自然妊娠の可能性はあるけれど、卵管留水は、やはりそれが原因で上手く行っていない可能性もあるとのことだった。

 

着床は何度かしている実績があるけど、それでもその後の過程がうまくいかないことに卵管留水が影響していることもあるんですか?という質問にも、「着床から胎嚢が育っていくのは一連の流れなので、着床後も影響している可能性はあると考えています」とのことだった。

 

エコーで見る限り、留水のような筋腫の中に溜まった水のようなものが見えるけどはっきりはわからないそう。

一度しっかり卵管を見てみましょうということになり、3回目の移植あと、紹介状をもらいMRI検査へ。

 

MRI、初めてだった。造影剤を入れての撮影。

閉所と大きい音が苦手なので、恐怖と闘いつつ、噛み締めながら撮影した。

長い長い20分だった。

 

明日、検査結果を聞くことになっている。

 

食事には気を遣うようになったし、早く寝るようにしている。運動だって(自分でも信じられないけど)そこそこしている。

妊娠の可能性がある時が大半なので、お酒もほとんど飲まなくなった。

 

試験勉強みたいに、努力すれば上手く行くのなら、どんなにいいだろう。

 

どんなに、どんなに、いいだろう。