デッサン体験記 その2





12月30日、31日の二日間、
「冬のデッサン集中講座」に行ってきました。

新宿世界堂 アートカルチャー。

15人くらいの参加者のうち、半数が初心者さん。
10年以上のベテランさんも一緒。

椅子の座りかた、鉛筆の持ち方など
基本的なことから教えてくれた。
そのあと形や位置の取り方など
だいたいの進め方を教わって、各々進める。

イーゼルという、紙を立てる台を使うんだけど、
これがなかなか難しい。

思った通りの線を引くのも大変。

形が取れてきたぐらいのところで、
影の付け方を教えてもらう。

また進める。という感じでやっていく。

先生は終始巡回していて、
それぞれにアドバイスをくれる。

想像していた絵の教室そのものという感じだった。(悪い意味ではない)

4時間×2日。計8時間で二枚描いた。

よくよく見ながら描いているはずなのに、
「あれ、なんか違う」「ここ、同じ傾きじゃないのか」
なんてことばかり。

思い込みばかりで、観察が足りないなぁというのがよくわかった。

デッサンって、絵を描くというより自分と向き合う感じ。

おもしろかった。

何に向き合っているのか?

描いているもの?それとも自分自身?

なんだか、禅を組んでいる気分だった。