人物デッサンの三回講座が始まりました。
人物は描いたことあっても、時間をかけたデッサンは初めて。
人物は今まで主にクロッキー(速写、スケッチ)メインだったのですが、描くペース遅いし、デッサンの方が向いているのかも。
まずクロッキーを数枚やってから、ひとつのポーズを四時間くらいかけて描きました。
木炭紙ってポスターぐらいのサイズで、けっこう大きい。二回目の木炭。
相変わらず忍耐が必要でしたが、たのしかった。
線を残すか、面だけで描くか、最後まで決められませんでした。
勢いよく線を引いては、消して、引いては消して。。
繊細さも、勢いも欲しい。これからどうやっていこうかな。
形の捉え方では、人の輪郭を捉えるのも大切だけど、何もない空間の形を捉えるようにするといいと教えてもらいました。
これはデッサンぽいアドバイスだなぁと思いながら、バランスを指摘された顎と肩のあたりを、空白の形を意識してやり直しました。
ふと村上春樹の「ドーナツの穴は空白か、存在か」というセリフを思い出したりしながら。。
存在感のある言葉です。
最近、読んでないな。どの本だったかな。。
前回の木炭では、ようやく描けてきたかなと思うあたりからの描き込みが面白かったのですが、今回はそのくらいのタイミングで終了。残念。
最後は講評。
背中の質感がよかったようです。
後でみてみたら個人的には
もう少し控えめな方が好きだったりするんですが、きっと解剖学が役立ったのかも??
「なんか、なかなかいいんですよねえ」
と、先生。
なんとも抽象的な感想に、困惑しつつ。。
でもそれはそれで嬉しかったかも。笑
そして、単色でもいいから色を使ってみては、とすすめられました。
色つきの人物画はあまりそそられなかったんですが、そうか、色は色でも、少なければやれるかも。。と思い直しました。
生徒さん同士、仲のよいクラスにお邪魔したので、落ち着いてやれました。
「今日は新しい方法を試してるんだよ」
と、意欲的な方が多かったです。年始だからかでしょうか。
わたしも次回は、水彩に挑戦してみようかな。
ではでは。