洗濯カゴ、ほくろ、ロードスイーパー、お味噌汁、、、
まだ話せないのに、はやくんは結構たくさんの言葉を知っている。
初めての言葉は「パパ」だった。
最初は「パ、パ、パ、パ」って言っていたけど、今はちゃんと理解してパパって言ってるし、パパは?と聞くとパパを指差す。
なのに「ママ」は言わない。
「まんま」は言えるのに、言えないというよりママは何のことなのかわかっていない様子。
さらには「メガネは?」と言うとママの写真を指差す。(私はメガネをしている)
これを見て旦那さんが「まだ自分とママが繋がってる感じなのかもねー」と言っていて、なんだか腑に落ちた。
たしかにずっと、なんだかもう子供とひとつになってしまったような、自分が自分だけとは思えない感覚がどこかにある。
あの子もそうなんだろうか。
ずっとへその緒で繋がっていたんだもんな。
やっぱり女の人は、子供を産むと一度死ぬのかもしれない。そして違うものになる。
タコや鮭のように、生き物には子供を産むと死んでしまうメスがたくさんいる。
妊娠も出産も子供も、本当に不思議がいっぱいだ。
産まれてくることや、自分や周りの人が当たり前に生きていることへの奇跡を、日常の尊さを、感じずにはいられない。