ヘレン・シャルフベック展

母と一緒に、ヘレン・シャルフベック展へ。

身に迫る思いがしたのは、そういえば(同性という意味で)女性が描いた絵を、こんなに沢山観たのが初めてだったからなのかも。

女性らしい柔らかさ。悲しみと孤独。
病気や死に向き合う強さ。

誰かに伝える為じゃなく、この人にとって描くことは、生きることそのものだったんだと思う。

「わたしは絵を描くことに掻き立てられる。
ほかのことはすべて消え失せていく」

「絵を描くことはむずかしい。
うまくいかないと、心もからだも疲れ切ってしまう。それでもわたしの人生の、唯一の喜びだけど」

この二つが、とても印象的な彼女の言葉でした。



上野公園は、のどかでした。いいなぁ。