ハードなパンを焼く 18回目(トラディショナルでカンパーニュ編)

f:id:a_1984:20200425120711j:image

新しい小麦粉を試してみる。

オーストラリア、北米が原産地の「トラディショナル」。

フランスの有名なパン職人エリック・カイザーと日清製粉が共同で作り出した小麦粉だそう。

 

富澤トラディショナル 230g

塩 4g

ドライイースト 小さじ1/3

水(常温)161cc(加水率70%)


・生地作り

小麦粉と水をヘラで混ぜ合わせる。

ラップをかけて30分程度馴染ませる。

その後、塩とイーストを混ぜ入れて5〜10分、なんとか膜が張る程度まで捏ねる。

あとは一次発酵中のパンチで補う。

捏ね上がり温度は22〜24°。


・一次発酵

22〜24°くらいを30分ほど保つ。少し膨らんできたら冷蔵庫へ。一晩、12時間程度かけてゆっくり発酵させる。

途中3〜4回パンチを入れる。

 

・二次発酵(翌朝)

小麦粉を手と台にまぶしてから生地を取り出し、丸める。縦に三つ折り、横に三つ折り。

f:id:a_1984:20200425120608j:image

生地はとても大事に扱う。よく伸びるけど、ちぎれたり切れたりしないようにする。

 

表面はピンと張った状態にする。

27〜28°で生地が2倍に膨らむまで置く(30〜40分ほど)。

オーブンは、余熱で250度まであたためておく。

※余熱が完了しても5分くらい温める。

生地の二次発酵が完了したら小麦を表面に振ってクープを入れる。

ボールをかぶせ、250度で10分、さらにボールを外し220〜230度で7分。

出来上がり。

 

脇のあたり、ボールにくっついたところがちょっと焦げてしまった。

クープを三角形に入れてみたら、なんとなくパン自体も三角形になったような。

クープを入れたところって、よく膨らむのかな。三角形の、中心(ちょうどパンの中心のあたり)がくぼんだ。

f:id:a_1984:20200425121340j:image

f:id:a_1984:20200425121345j:image

f:id:a_1984:20200425135749j:image

味はというと、、うん。前回のERに比べると少し薄いけど、やっぱりハード系向けの小麦粉だなぁと思う。シンプルあっさりな味。

もっちり。少しベタつきが残ってしまった。

皮が薄くて、トースターで焼くとパリパリ。

クリームチーズと生ハムを乗せて食べた。

バターも合う。

 

来週はライ麦を入れてみたい。