もう、悩みの種はほとんどが食事だということに気がついた。
引き続き「これは趣味だ」と、自分に言い聞かせながら黙々と作る。
こう書くと嫌いなのかと思われるかもしれないけれど、野菜を切ったり、炒めたりしていると「整う」感じがする。それに、離乳食期に比べたらほんとに楽になったし、楽しくなってきたと思う。
最近の変化について書いておく。
ブログには書いていなかったけれど、炊飯器を使い始めて2ヶ月が経った。
それまでずっと2合炊きの土鍋だけの生活で、それでも全然困っていなかったんだけど、はやくんはパンが苦手なので、朝ごはんを見直すことにしたのがきっかけで購入。
ほんとに、子供がいない間は土鍋って炊飯器よりも全然楽だった。なによりも場所を取らないし、美味しいし。
でも炊飯器を買ったら買ったで、とても便利になった。パンとご飯のメニューを管理することからも解放された。
パンの方がそれ自体はおそらく安いんだけど、家計簿を見る限りご飯にした方がお財布に優しくなったのも嬉しい。
朝はご飯+お供と味噌汁。
それ以外に卵焼きや納豆を食べたり。
きのこが好きなはやくん。
「のこ!(きのこ)、あーーー!あった!のこ!」
と、きのこを探しながらお味噌汁をたくさん食べてくれるので、とても助かっている。
しめじやなめこ等の、かさがあるきのこが好き。
そして、夜ご飯。
今まではやくんの食事の介助が大変だったので、気づいたらなんと全員別々に食べていた我々。
はやくんは帰宅後に。わたしは隙間時間に。そしてそのあと2人でお風呂に入っている間に、パパが食べるという。。
でも前にも書いたように、このやり方だと立ち上がってしまってあまりテーブルについてくれなかった。
みんなで食卓を囲んでみましょう、とネットでみたので試してみることに。
これははやくんのお風呂介助が楽になってきたからできるようになった、というのもあった。最近はお風呂を出て服を着るところまで、それほど苦労なく2人だけでやれるようになってきた。
先にお風呂に入ってしまい、その後みんなでゆっくり晩ごはん、そして遊ぶ、という流れに変更。
そしたらほとんど最後まで一緒に食べられるようになった。スプーンを持って1人で食べてくれることも増えてきた。
メニューも改善。
手づかみ出来そうなメニューを大皿でどーんと用意する。みんな一緒がいい!というタイプなので、同じものを食べると興味も湧いて食べたくなるかなーと思い試してみている。これはなかなかうまくいっている。
もさもさが苦手だった魚は、揚げ焼きにすると食べやすいみたい。今度は食べすぎが心配になるほどよく食べてくれるようになった。
他には小さくしておにぎりに入れちゃうのもいい。
子育て、今のところ大変なのは食事の用意だけだ。夜中も授乳もまだ続いているけれど、もう慣れっこで辛くない。
意思疎通がどんどん取れるようになってきている。毎日のように新しい言葉を覚えて、私たちの会話は殆ど理解しているようにみえる。
うん、ううん(首を振る)が少しずつできるようになり、さらに楽しくなってきた。
同時にやりたいことが複雑になってきて、わがままや癇癪も出てきたけれど、今のところはそれは仕方のないことだと思っている。
怒りや我慢のような、気持ちを抑えたり、因果関係を理解する脳の部分が出来上がるのはまだ先らしい。それなのにあれもこれもダメと言ったり、教えようとしても無理な話だと思う。
開いた口がふさがらないような驚きの行動も時にはあり、そういう時はただただ感心する。
今はできるだけ好きにやらせてあげようと、腹を括っている。
今のところ、子育てを差し置いてやりたいことは特にない。
絵は、少し落ちついてきたらまた描きたいなと思う。本や音楽は、なんだかんだで今もけっこう楽しめている。
子どもといる時間は、目の前のことだけに集中すればいいので、とってもシンプルだ。
10歳にもなったら、一緒におでかけするより友達と遊ぶ方が楽しくなるんだろうな。
遊んでもらえるのも今のうちだよ。と書いている人がいた。その通りかもしれない。
あっという間だ。
そうか、私が遊んでもらってるんだ。
そう思うと、改めて今この瞬間、このひとつひとつがとても大切なんだなと思える。
保育園の連絡ノートのおかげで、細かな日記を書けているので、なかなかブログを書くところまで手が回らないけれど、もっと沢山のことを残しておきたいと思う。
今この瞬間を大切にできるのは、私の唯一の特技というか、取り柄と言ってもいいかもしれない。
全力で楽しもう。