コロナ、リモートワーク、家で過ごす日々

緊急事態宣言が出されて、

今日からリモートで仕事をしている。

コロナウィルス対策。初めてのリモートワーク。

 

普段からペーパーワークの少ない職場環境にも関わらず、それでもなかなか会社にいるようにはいかない。

 

小さなコミュニケーションほど難しいんだと感じる。

「今忙しいかな」と状況をうかがったり、

「それやっておきましょうか?」と気遣いをしたり、

自分には直接関わりはなくても、近くの誰かにどんなトラブルが起きているのかとか。

 

電話会議でも新しい発見がある。

口に出さずとも頷いたり、仕草をみてコミュニケーションしていたことに気づかされる。

 

アシスタントとして働いているので、自分のやるべきことは、ある程度決まりきったことと、スポット的に現れるトラブル処理だ。

とくにトラブル処理は、いろいろと雰囲気から読み取っていたんだと気づく。

 

会社にいたときから、ほとんど会話もせず、もくもくと仕事をしている。

なにげないことだけど、黙って雰囲気を読むことも、ひとつの大切なコミュニケーションだったんだなと改めて思う。

 

物事には、なんでもいい面と悪い面があるという。

コロナウィルスで憂鬱なニュースが多い昨今、わたしはなにかいい面がないか探してみた。

 

ひとつ、電車はこの時期、無駄にエアコンをつけていたと気づく。普段から窓をあけて運行してもいいと思う。

 

ふたつ、ルーティーンの大切さ。

朝起きて、布団をたたみ、空気清浄機の電源を入れて植物に水をやる。コップ一杯水を飲み、今度はエアコンを入れ、着替えを用意して、お風呂に入る。

余裕がなくなってくる今だから、小さなひとつひとつの行動に目を向け、広げすぎないようにする。

自分の感情に目を向け、他人の感情に影響されすぎないようにする。

 

みっつ、あまりにもたくさん料理する機会がふえて、レシピのレパートリーが増えた。

カフェに行けないから、甘いものにも挑戦するようになった。

 

よっつ、トイレットペーパーがなかなか買えないので大事に使っている。

いつもより使う量が減っても、本当は足りていたことに気づく。

 

いつつ、家族といる時間も長くなる。

今は違う仕事だけど、同じ部屋で仕事をしている。パートナーの仕事ぶりを知れるという、珍しい機会に恵まれる。

ぴりぴりしたりもする状況だから、お互いへの配慮も大事だし、いつもより助け合って過ごすようになった。

 

悪い面に目を向けすぎず、自分のやれることを頑張る。

 

そうやってやっていこうと思う。