ハードなパンを焼く 6回目(膨らめカンパーニュ編)

なんだかあまり進歩のないパンになってしまいました。

今回も原因と思われることを改善。なんだか仕事のPDCAサイクルのよう。

 

・生地が緩すぎてダレるから丸く膨らまないのかもしれない?

→水を減らした(180cc→160cc)

 

・今まで捏ねていなかったから、

弾力不足でグルテンが中に留まれず、膨らまないのかもしれない?

→一次発酵前に少しだけ「捏ね」てみた。

 

・小麦粉を表面にまぶして、初めてクープを入れてみた。

 

でもこの改善ポイントだった「捏ね」、作ったあとでやっぱりいらなかったかもと思い直した。

 

調べたところハード系のパンは、捏ねなくてもグルテン膜ができるそう。

(もっと言えば”とても早く”できるのだそう。)

 

なんか要らないこといろいろやって失敗しているような。でも仕方ない、なんでも検証してみないとわからない。というわけで今日試したレシピ。

 

リスドォル 220g

塩 4g

ドライイースト 小さじ1/2

ぬるま湯(33°目安)160cc

 

・生地作り

水意外を全て泡立て器でまぜ、

最後にぬるま湯を入れヘラでざっくりと混ぜる。

3~4分捏ねる。

 

・一次発酵

27度くらいを30分ほど保つ。

冷蔵庫の野菜室で一晩10時間ほど寝かせる。

 

・二次発酵

冷蔵庫から取り出して1~2時間かけて室温に戻す。

土鍋にクッキングシートを敷き生地を入れ、

3分半ほど弱~中火であたためる。(生地の目安は35度くらい)

火を消し、保温して生地が膨らむまで二次発酵。(30分ほど)

オーブンは余熱で250度まであたためる。

余熱が完了しても5分くらい温める。

土鍋から取り出して230~250度で15~18分。

取り出して冷ます。(冷めるまで火が通り続けるため)

出来上がり。

 

 

 

捏ねは正直中途半端だったなと反省。

 

ボールの周りにつかなくなる程度には捏ねたけど、その後も手にベタべタくっつき続けたので途中でやめてしまった笑

二次発酵も火力が強すぎたと思う。恐らく40°超えてしまっていたんじゃないかと。。

酵母を弱らせてしまったかも。(ごめんね酵母さん。)

 

クープももちろん開かず。でも反省点はあるものの、美味しかった。最小限の道具で、できるだけシンプルに焼きたい。パンのための道具は、なるべく買い足したくない。

 

素朴で飽きない、まんまる田舎パンを目指す。

 

なんとなく、二次発酵が過発酵だったのでは。

たぶん今までもずっと。。

 

※過発酵でイーストが活動し過ぎて糖分がなくなってしまうと、焼き色がつかないらしい。

 

と思い始めながら次の週末に向けて計画を練る。