ハードなパンを焼く 10回目(小麦酵母でカンパーニュ編)

前回の小麦酵母の失敗では、加水率の計算が間違っていたからリベンジをしたい。

でもこの小麦酵母、そもそも生きているか疑わしくて、いっそのこと今回全部使い切りたい。

ということで100%中種で作った。

またフリスビーみたいなパンになったら困るのでドライイーストも使用。

粉と水の比率は感覚で。

はぁ酵母たち、ちゃんと育ててあげられなくてごめんね。


●小麦酵母

●小麦粉

ドライイースト 

●塩


・生地づくり

小麦酵母に少し粉を出していく。

耳たぶくらいの柔らかさを目指す。

2〜3時間室温で置く。

捏ねの途中で塩を入れる。

捏ね上がり温度は22〜24°目安。


・一次発酵

24°で30分。途中パンチを入れる。

表面に軽く粉をまぶして冷蔵庫(うちは12°)で一晩(12〜15時間)ほど寝かせる。

途中でもパンチを入れる。


・二次発酵(翌朝)

表面に粉をまぶし、粉を引いた台に乗せる。そっと生地を取り出し、丸める。

優しく、表面を破らないように(生地切れしないように)ピンと張った状態にする。

低めの27°(湿度は70%目標)で生地が2倍に膨らむまで二次発酵させる。(30〜40分ほど)

オーブンはかぶせるボールごと余熱で250度まであたためておく。天板は真ん中に。

余熱が完了しても5分くらい温める。

二次発酵が完了したら小麦を表面に振ってクープを入れる。(専用のナイフは持っていないので包丁で入れた)

オーブン内に霧吹きをしてからボールをかぶせ、250度で10分、さらにボールを外し8分。

出来上がり。

 

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二次発酵、もう少し時間を取ればよかったのかもしれない。。
ひゃー。また全然膨らまなかった。

味は全粒粉の酵母だからか、酸味がとてもつよかった。

 

良かったことは、今回は生地によく粉をまぶしたことで形成がしやすかったこと。

そして加水率を計算でなく、感覚的にやったのでベタつきすぎない生地を保てたこと。

感触で水分量を調整し、かつ一次発酵と二次発酵前に、表面に粉をまぶすようにした。

いままで、一次発酵(冷蔵発酵)時に室温との急激な差で結露していたのだと想像する。

朝取り出すといつもベトベトになっていたから。

粉をまぶしておくことで、ちょうどよくなったんだと思う。二次発酵の時もしかり。

 

やっぱり酵母が全然育ってなかったのか。

でもそれがわかっていたからドライイーストは補助的以上にほぼ通常通りに入れたんだけど。

 

小麦酵母はあったかくなったら再挑戦したい。

今は甘酒酵母を作っているので、まずはそれで挑戦しよう。自家製酵母の道のりは長い。。